こんにちは。
ヒックエトヌンク吉野です。

ご報告が遅くなりましたが
セラピストネームの天音を卒業しました。

今後は本名の「吉野美保」として
仕事をしていきます。

理由は色々とあるので、
別の記事で書きたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

今回からしばらくの間
「身体が柔軟であることのメリット」
についてブログを書きます。

最近、身体が硬くて悩んでいる。
身体が硬くて動くのが辛い。

そんな方はぜひ目を通してみてください。

身体の柔軟性について

身体が柔軟であることで、
健康リスクを軽減することができます。

クラニオセイクラルオステオパシーは
身体の動きを取り戻すアプローチを行い

身体の柔軟性を取り戻します。

身体の柔軟性というと
多くの人がストレッチを思い出すと思います。

ですが、ストレッチも可動域を超えて伸ばし過ぎれば
それは身体にとって「害」になります。

身体を反ってそのまま後ろに倒れて
頭が床についたとしても・・・

これといって身体に役立つことはありませんよね。

開脚ができたとしても、
自然な日常の動作にはまるで関係のない動作です。

身体の柔軟性というのは、
それぞれの関節が正常な可動域で正確に動くことです。

身体の構造が整えば、
身体は自然に機能します。

例えば、胸郭と呼ばれる
肋骨や胸骨、胸椎で作られた部分は

肺や心臓のポンプ機能を司ります。

女性に多いのですが

胸椎(背中の辺りの椎骨です)がまっすぐで
フラットな状態になると

胸郭が狭くなり、肺や心臓の十分なポンプ運動ができずに
血液や酸素が末端まで送れなくなります。

末端冷え性と言われる
手足が冷たい状態です。

体温も低くなり、
代謝も低下し、細胞は不活発になり

内臓にも、思考力などにも影響を与えます。

身体の柔軟性を失うことでの
リスクは多くあります。

ではでは、今日はまず
身体が硬くなる理由を3つ書きました。

身体が硬くなる理由を知り
日常に意識してみてください。

①身体を動かさない

年齢と共に、
腕を頭の上に上げるのが困難になったり、

首周りや股関節などの動きずらさから感じる身体の硬さ。

身体がかたくなる理由は
もちろん老化もありますが、

多くは身体を動かさなか
ったために起こります。

身体の中ではいつも、
身体の柔軟性を失う力が働いています。

これを「短縮への順応」といいます。

例えば、膝をしばらくの間曲げていると、
膝の組織はかたくなり、

膝は曲がったまま、
組織は曲げられた状態になれていき、
柔軟性は減少していきます。

リモートワークの影響もあり、
1日の大半を座ったまま過ごしている人も多いと思います。

ここで、知っておいてほしいのは

座り続けることで起きる短縮への順応は
両脚の柔軟性が失われるだけでなく

身体のほかの部分でも、
組織の短縮が起こりやすくなり、

身体の全体の可動域が消失していきます。

②運動のやりすぎ

良いものであっても、
運動のやりすぎは身体を傷めます。

例えば、

重いものを持ち上げるようなトレーニングは

無理な体重負荷により、

椎骨と椎骨の間で
クッションの働きをする椎間板の液体が
スポンジから水分を搾り出すように出てしまいます。

その結果、

椎間板は小さくなり可動域が消失され
脊柱(背骨)は柔軟性を失います。

身体の使い方次第で、
身体の組織の水分は減少し

関節の軟骨、靭帯、筋肉はかたくなります。

ちなみに、
強もみや強い圧を繰り返すマッサージも

筋膜が損傷したり、
筋繊維が断裂し、
怪我をした状態になります。

その後、修復はするものの、
その過程で筋組織は繊維化し、かたくなっていきます。

③精神的なストレス

精神的なストレスにより緊張している時は、

必ず身体も緊張し、
筋肉は収縮状態にあります。

「闘うか逃げるか」の交感神経が優位な状態です。

精神的な緊張として起こったことが
身体的な緊張として現れ、

その状態が続くと組織と筋は収縮状態を続け、
さらに精神的な緊張を高めていきます。

精神の緊張→身体の緊張→精神の緊張→身体緊張…

というガチガチサイクルが続くと
身体も精神も不調という厄介な状態を引き起こし

頭痛や不眠、炎症などの症状が現れてきます。

いかがでしたか。
あるあるーと頷かれた方もいると思います。

次回は以上3つの硬くなる理由に対して

日常でできること、

そして、

クラニオセイクラルオステオパシーでできることを
書きますね。

ではでは、今日はこのへんで。
ありがとうございました。