こんにちは。
ヒックエトヌンク 天音です。

3月になりましたね。

先日、2年ぶりに大阪にある
Palms College of Osteopathic Medicine
オステオパシーのセミナーを受講してきました。

あっというまの2日間でしたが、
学びも気づきも山のようにありました。

このブログは、
ただただ、私のオステオパシーへの想いと
セミナーを受講して感じたことを書いています。

なので、ヒックエトヌンクで
施術を受けようかと悩まれている方が

セラピストを選択する材料の1つとして
このブログを読んでいただけたら良いなと思います。

よかったら読んでください。

リアルだから受け取れるもの

今回、私が大阪に行こうと決めたのは

最近、オステオパシーを学び始めた
東京の治療家の方から

山端先生の話やセミナーの話を何度か聞いて
「もう限界」と行きたい気持ちに我慢できなくなったからです。

5年間、毎月通っていたセミナーです。

オステオパシーの仲間に会えないことも
先生に直接指導が受けれないことも、
とても寂しいことでした。

動画を見て、本を見ての復習は、
もちろん勉強になるけれど

先生の身体の使い方や重心の置き方や
圧の入れ方や息づかいはわかりづらく

何より、先生がクライアントを観察をして
全体を捉えている空気みたいなものが

動画から私には受け取れません。

受講生をモデルに手技を教えてくださる時、
少し触れて全体を捉えての構造の説明も動画にはなく、

受講生さんの身体の状態に合わせて、
手技のデモの前にスラストをしたりといった
先生の見立てもない。

ペアの練習の時に
「膝と脾臓の施術もやっておいてあげるといいよ」と声をかけてくださり、そのまま施術をプラスしたり。

何気ない会話や先生とのやりとりも含めて
動画では受け取れないものが、
リアルのセミナーには沢山あるのです。

2日目の背面のリンパの手技で、
先生がとなりに並んで力を入れる方向や
リズムを教えてくださったのだけど

「ああこの感じ、先生の施術だなあ。」と懐かしく、でも新鮮な感覚を覚えました。

今回、頭蓋のセミナーもチャップマン反射点のセミナーも再受講でしたが、

先生が伝えてくださった手技は
より丁寧で、穏やかで、緻密な手技に進化していました。

私が勝手に決めたこと

もう先生は
忘れてしまっているかもしれないけれど

「俺は90歳になるまでオステオパシーを教える」とおっしゃっていたことがあって

私はその時、
「おばあさんになってもついていきます」
みたいなことを話していて。

それは笑いながら、
冗談のような会話だったけれど

私の中では冗談ではなく、
本気で先生についていこうと決めての言葉でした。

その言葉は今も変わっていません。

先生が教えてくださる間は
教わりに行こうと思っています。

繰り返しの基本の中で出会う答えに
私はまだ出会っていませんから。

東京に帰ってきた夜、現実に戻ってみると
この2年間何をしてたんだ私は・・・と愕然としました。

厳しいことなんて一言も先生は言っていないし
むしろめちゃめちゃ優しい。

でも、だから映し出される
自分の出来ていない部分がはっきりと映し出されました。

もっと勉強すればよかったと。
もっと復習すればよかったと。

PTSDの最中での最善であったかもしれないけれど
やっぱり悔しいですね。

今年からは年に2、3回は
大阪に行くことにします。

学びのその先には
大切なクライアントの皆さんがいます。

私が山端先生に恩返しができるとしたら

それは、1人でも多くのクライアントさんを
オステオパシーでサポートすることだと考えています。

オステオパシーの仲間との新しい出会い

帰ってきてから、実際に施術をすると
感覚が研ぎ澄まされている感じだったり

より丁寧な施術を心がけている自分がいて嬉しく思う。

これから30倍ぐらい施術が上手になれそうな気がしています。
あと10年、20年積み上げた後が楽しみです。

最後に、
今回の大阪で嬉しい出会いがありました。

受講生の方がこのブログを読んでくださっているとのことでした。
ありがとうございます。こちらこそ感謝です。

これまで書いてきたオステオパシーのことが
少しでもお役に立てたのならば、よかったなあと思います。

オステオパシーの仲間が増えるのは
とても、とても嬉しいことです。

東京組のMさんとも、
オステオパシー仲間になれて、とても嬉しいです。

148年もの長い月日をかけて、
受け継がれてきたオステオパシーを大切に育んでいきましょう。

これからのオステオパシーへの取組み

今年の秋からはHVLAの復習に
大阪にまた行く予定です。

まだまだ先は長い。
奥は深い。

私の人生はオステオパシーで救われたし
生涯オステオパスとして生きていくことを決めています。

どんな状況になったとしても。

好きとか嫌いとか
楽しいとかつまらないとか
すごいとか地味とか。

学びに対しての私の感想なんてどうでも良くて
「クライアントに最善をつくす為に何ができるか」

という問いに対して
自分が応えていけるように学び続けていくだけです。

「どんな状態のクライアントさんが来ても、対応できるように。
引き出しは沢山持っておいた方が良いでしょう。全部教えるから。」

という先生の想いを受け取ったのだのだから。

これから出会うクライアントさんの為にも
オステオパシーを学び続け磨いていきます。

頑張ろー!

ではでは、今日はこのへんで。
ありがとうございました。