妊娠したその瞬間から出産に向けてお母さんの身体は大きく変化していきます。

妊娠出産に伴う身体の負担は、通常時とは比べものになりません。
「こんなに身体の不調が続くと、赤ちゃんに影響があるんじゃ…」
と心配になってしまうお母さんもいるのではないでしょうか。

お腹の中では一つの命が育まれているのですから、妊娠出産による身体への負担が大きいのは当然のことです。
オステオパシーは、妊娠中の身体の不調を軽減し、赤ちゃんの育つ環境をより快適でより過ごしやすいものへと整えていきます。

■オステオパシー(産前産後のケア) 施術60分 8000円(税込)
※妊娠14周目〜産後半年までの女性に限ります
※子育て応援とうきょうパスポート提示の方は1000円オフ

身体の負担を軽減する

妊娠によって体重が増えることで、脊柱に負担がかかり背中の痛みや腰の痛みが起こります。また、お腹が大きくなると、胸壁や腹壁が下の方に引っ張られ横隔膜の動きが制限されてしまい、リンパの流れが滞り、排出や体液循環の機能に問題が出てきます。妊娠により変化していく身体の構造を14週辺りから整えることで、妊娠中期〜出産にかかる身体の負担を軽減することができます。

体液や血液の循環を促す

妊娠中は赤ちゃんが大きくなるにつれて間質液が増加して、子宮や体内の循環をサポートしようとします。しかし、ホルモンの影響で、妊娠中の身体は体液や水分を保とうとするため、必要以上に身体が浮腫んでしまったりすることがあります。オステオパシーの施術はリンパの流れを促進させ、妊娠中のトラブルとしてよく見られる、浮腫や静脈瘤、便秘を防ぎます。

産後の身体の回復をサポート

産後、身体はまだ回復していないのに、家事や育児に追われてなかなかゆっくり休めない。そんなお母さんにこそ受けてほしい産後のオステオパシー。「出産」という大きな仕事を終えた身体は、全治3ヶ月の交通事故と同じ位のダメージを受けているとよく言われます。また、出産時に仙骨が前方の傾くことで機能障害が生じ、疲労や産後の精神的な不安などが引き起こされるとも言われています。産後の適切なケアはその後の心身の不調を予防します。

妊娠・出産のメンタルケア

妊娠中から産後にかけて、身体も生活環境も大きく変化していきます。その中で女性ホルモンの急激な分泌の増加が起こることで身体だけでなく心も不安定な状態になります。イライラや、不安が続くなど心が不安定になることで、夫婦間や家族との間に問題が起きてしまうこともあります。産前産後のお母さんに必要なのは身体のケアだけではありません。心のケアも同じくらい、あるいはそれ以上に必要なことです。当サロンでは、心理カウンセリングの先生による妊娠・出産のメンタルケアのコースをご用意しております。

14週〜28週

安定期に入り、身体の変化を感じ始める時期です。お腹が大きくなり始め体重が増加することで起こる重力の影響により身体にかかる負担を軽減します。腰痛や背面の痛み、恥骨の痛み、頭痛やだるさなどがなくなることで気持ちもとても楽になります。お母さんの環境を整えることは、赤ちゃんが育つ良い環境にも繋がります。(月に1度の施術がおすすめ)

28週目〜36週目

この妊娠段階は「鬱滞性フェーズ」と呼ばれ、便秘がひどくなったり、鼠蹊部の痛みや、手足の浮腫などの症状が強く出ます。体液の循環と排出を促すことで身体の鬱滞を取り除き、不快な症状を緩和します。(3週間に一度の施術がおすすめ)

36週から分娩前まで

出産に向けて身体の良好なバランスの維持と、リンパの流れをサポートし続けることが必要です。また、骨盤の動きを作ることは出産時にお母さんの負担も少なくなることにも繋がります。そして何より赤ちゃんが産道を通りやすくなるため、赤ちゃん自身にかかる負担も軽減します。(週1の施術がおすすめ)