クラニオセイクラルの説明で、必ず記載されている「脳脊髄液」ですが、聞いたことがない人が多いと思います。
私もクラニオセイクラルに出会うまで知りませんでしたし、自分の中にそういった名前の液体が本当にあるんだ!と感じたのは、くも膜下出血で入院してからです。
とても大事な液体で、脳脊髄液を浄化するように数日間に渡り、措置をしてもらいました。
このページでは脳脊髄液について少しずつ内容を増やしながら説明していきたいと思います。
脳脊髄液の作られ方
脳脊髄液は脈絡叢で1日に400~500ml産生されます。
脳脊髄液の総量は平均130~150mlなので、1日数回入れ変わります。
脳脊髄液は水様透明で、ごくわずかの細胞、タンパク質、糖を含みます。
脈絡叢は側脳室、第3脳室、第4脳室にあります。
クラニオセイクラルオステオパシーはこの第4脳室にアプローチをかけ
脳脊髄液の産生を促します。
脳脊髄液はどこを循環するの?
脳脊髄液は第4脳室から第4脳室外側口と第4脳室正中口を通ってクモ膜下腔を満たします。
また正中口から脊髄の中心菅にも流れ込みます。
クモ膜下腔に出た脳脊髄液は静脈内に流れ込み全身に巡ります。
まだまだ知られていない 大切な脳脊髄液の役割
1)すべての体液の科学と電気生物学が変化する。脳脊髄液、リンパ、静脈血の停滞が克服される。
2)水菅や第4脳室床と同様に、延髄の必須中枢が解毒され、栄養が与えられ、刺激される。
3)中枢神経系の必須機能の正常性や効果が回復し、その不調を解決しようとする。
4)内分泌系のみでなく、肝臓、脾臓、膵臓を通じて身体の代謝が改善し、疾患への抵抗が増大する。
5)下垂体ー視床下部複合体が刺激され、外的環境、成長、発達、胃腸作用、体温調整、盗汗、睡眠などを不随意に調整するのに影響する。
6)結合組織炎の部位が動脈壁、筋肉、腎臓小管、靭帯に関わらず消散が起きる。
睡眠時に老廃物を浄化させる脳脊髄液
動画の中に睡眠中の脳脊髄液が活動している様子が見れます。