「よく眠れていますか?」

同じクライアントさんであっても

毎回、施術の前のカウンセリングでは
睡眠についての質問をします。

去年、コロナが流行しはじめてから
クライアントの皆さんの症状として増えたのが

「なかなか寝付けない」とか

「早朝に目が覚めてしまう」とか

「夢見が悪く、目覚めが悪い」といった

睡眠に関する症状でした。

眠れないって本当に辛いですよね。

私も去年は睡眠の質が悪く
悪夢を見てうなされて起きるといった状態が
しばらく続く時期もありました。

いまは落ち着いて
早寝早起きはまだ出来ていないけれど

ぐっすりと深く眠りにつくことが
できるようになりました。

私自身の睡眠障害の経験からも
睡眠は自律神経のバランスだけでなく

心の状態も眠りには大きく影響すると感じています。

あと、内臓の状態ですね。

内臓の様々な状態は内臓感覚受容器によって感受され
中枢神経系に伝えられます。

伝えられた情報は中枢神経から
全身に網目のように張りめぐらされた末梢神経につながり
すみずみまで指令を送ります。

末梢神経に運動神経と自律神経の2つの神経があります。

神経系は人間の生命を維持する(恒常性)
ホメオスタシスを可能にする大事な仕組みが組み込まれているのです。

ホメオスタシスが機能することから
私たちは眠らずに過ごすことはできません。

起きだめ、寝だめというものは出来ず
3日目以降は自分の意志で起きていることは
非常に困難だといわれています。

また睡眠障害の1つでもある過眠の状態も
日常生活を送ることが困難になることがあります。

良い眠りは心身を回復させ
良い日常を過ごすことに直結しています。

睡眠に関して以下のようなサインが続いているのならば
頭蓋仙骨オステオパシーを受けてみることをおすすめします。

①不眠(寝つきの悪さ、途中で起きてしまい再入眠できない、朝早く起きてしまう、熟睡できない)

②過眠(日中眠くてしかたない、居眠りをして注意をされる)

③就寝時の異常感覚(脚がむずむずしたり火照ったり、脚をじっとさせていられないためによく眠れない、夕方以降に悪化)

④睡眠・覚醒リズムの問題(適切な時刻に入眠できず、希望する時刻に起床することができない)

             厚生労働省 みんなのメンタルヘルスから引用


眠りは覚醒中枢と睡眠中枢という2つの中枢が
相互を抑制しあいながら作られています。

眠っていても覚醒時と同じような脳波を持つ
REM睡眠(夢を見ている状態です)は

交感神経のトーヌス(自律神経活動)が高まり
一晩に4、5回あると言われています。

この睡眠の状態は
脳ではなく身体を休ませています。

そしてゆっくりとした脳波を伴う
non REM睡眠は副交感神経のトーヌス(自律神経活動)
が高まり脳を休ませています。

眠っているときも
自律神経の切り替えが一晩で4、5回行われながら
睡眠というシステムを保っています。

眠りに関して自分でできる環境づくりも大切ですね。

例えば夜のコーヒーや
カフェインの入った飲み物を控えるというのも
自律神経の働きに関わる環境づくりです。

コーヒーのカフェインは
アデノシンという睡眠物質と拮抗物質なので

コーヒーを飲むと睡眠のシグナルが
睡眠中枢に届きにくくなり眠れなくなるそうです。

他にもパソコンやスマホを眠る1時間前には閉じて
枕元にも置かず電源を切るとか。

ゆっくりとお風呂に浸かってぼーっとするとか。

何より、心配事を抱えたまま布団に入らないように
安心感を持てると良いですね。

不安でそわそわするときは
布団に入ってから胸やお腹に手を置きながら、
呼吸をゆっくりと感じてみてください。

少しですが、気持ちが穏やかになりますよ。

眠れない原因は様々ですが
自律神経の絶妙なバランスを整える
クラニオセイクラルオステオパシーが
あなたの力になれれば嬉しいです。

ではでは、今日はこのへんで。
ありがとうございました。