こんばんは。
天音です。

以前、ブログで書かせていただいた
脊柱管狭窄症と診断され、
左脚のしびれで悩まれていたIさん。

[blogcard url=”https://hicetnunc-osteopathy.com/2018/07/21/3年ぶりに足の痺れが消えました/”]

3度目の施術の後に
左脚の痺れがピタリと止まったと喜んでいたのですが

その後、軽い痺れが再発していました。

「前よりはずっと楽なんだけど
やっぱり痺れが出てきちゃって・・・」と。

以前より腰回りの関節の動きは
スムーズになったものの

左腕を肩の高さまでしか
あげることができなかったり

他にも目眩(軽いメニエールと診断されていました)など
改善できる症状がいくつか残っていました。

このブログを書いたのが3回目の施術が終わったときなので
先日伺った時点で9回目の施術でした。

施術のはじめに仰向けになってもらい
両足や腰のあたりに手を触れ
身体のバランスや柔軟性を見るんですが

触れた時に8回目の施術の時と
明らかに違うことがわかりました。

話を聞くと
8回目の施術の後にぴたりと目眩が止まり
同時に左脚のしびれも再発しなくなったとのことでした。

その日はもう1件、出張で施術に向かったのですが

そこでもクライアントさんの身体の変化と
症状の改善を見せていただき

自然治癒力の素晴らしさを
改めて感じることができました。

オステオパシーは
様々な手技を使いながら必要な治療を施しますが

その症状や病気を治すのは
ご本人の治癒力でしかありません。

まずは治癒力を信じること。

これがなければ、治療の扉は開くことがないと
私は思っています。

謙虚であり続けること。

クライアントさんとの関係に

治す人 治される人といった
関係性を作らないように。

クライアントさんの改善を
自分の手柄と思わないように。

謙虚であることを
忘れてはいけないですね。

それにしても
自然治癒力って本当に素晴らしい!

どんな人にも備わっている治癒力。

「私は傷を縫合する。治すのは神だ」

この言葉はギリシアの医師、ガレノスの言葉で

オステオパシーの創始者、
スティル博士の本の序文に使われています。

治癒力という神が
(もしくは神という存在が治癒力として)
一人ひとりの身体に宿っているのかもしれません。

だからこそ
「原因を見つけ、そこを調整しあとは放っておきなさい」
とスティル博士は言ったのだと思います。

 

ではでは、今日はこのへんで。

風邪やインフルエンザが流行っています。
しっかりと睡眠をとってくださいね。