秋分の日が過ぎて、今日は中秋の名月。

いまのところ東京はお月さまは姿を見せずに
空は雲に覆われています。

すっかり涼しくなって、夏の疲れがどっと出ている方や
風邪を引かれている方、

はたまた東京や山形ではインフルエンザによる学級閉鎖があったり。

もうインフルエンザは2月に流行するものではなくなったようですね。
これから気温が下がり、空気が乾燥してくるとウィルスが活動しやすくなります。
早めの予防を心がけてくださいね。

なんて書いている私ですが
先週末に38度の熱を出しましてそれはそれは大変でした(涙)

熱が出る前に鼻風邪かなっという症状が2日ほど続いたあとに
夕方から夜にかけて発熱し朝にはすっかり平熱に戻っていたのですが

まあ頭痛とのぼせ、そして腰や太もものあたりにズキズキと痛みがあり
仕事以外はほとんど横になって過ごしていました。

数日で痛みものぼせもすっかり消えましたが
あの痛みがずっと続いていたらと思うと。。。

仕事どころではなく、日常生活すら送れなくなりますね。

今回は漢方薬を服用しながら、
マルチビタミン剤とビタミンCを多めに採り

セントジョーンズワートのオイルで痛みのある部分をマッサージしたり
お灸をしたり、ハンズオンでヒーリングをしたりしてなんとか切り抜けましたが
あの痛みはなかなか耐え難いものです。

痛みを感じながら
今年ガンで亡くなった友人のことや
リウマチのクライアントさんのことを考えていました。

痛みに耐えるだけで、精一杯だったんだろうなあって。

痛みの症状が落ち着いて
なぜそんな症状が自分に起こるのか?を調べていたところ
下記の記事「慢性疲労は脳の炎症が関係か」にたどり着きました。

この病気はそれまで健康に生活していた人が、風邪などの感染症や事故、過重な労働などをきっかけに突然発症する。生活が著しく損なわれるほどの激しい倦怠感、睡眠障害、全身の痛みなどが6カ月以上続く。国内の患者数は8万~24万人と推定され、寝たきりで介護が必要となるケースも少なくない。

疲労や痛みの症状があっても一般の臨床検査では異常が見つからないことが多い。「本当は疲れていないはず」と自分に言い聞かせて行動し、症状が悪化しがちだ。精神疾患など他の病気と誤診され、ME/CFSとしての診断が遅れるのも問題になっている。

引用元 [blogcard url=”https://style.nikkei.com/article/DGXKZO31134520Q8A530C1KNTP00?channel=DF140920160921″]

症状が改善した私は風邪で済んだけれど
人ごとではありません。

風邪などの感染症がきっかけになるという部分を読んで
ぞっとしてしまいました。

疲労は誤魔化してしまうこともできますし
疲労を取るよりも優先してしまうものが多いのが現代人です。

大きな責任を伴う仕事をやらなければいけない
というのはわかりますが

自分の健康よりも大きな責任なんてものは
本当はないはずです。

と、書いていて私も耳が痛いですが
そのためにもセルフケアだけでなく、他者の手を借りてのケアをおすすめします。

自分を客観的に見てもらい
自分では気がつかない身体のゆがみや
精神的な疲労に気がつくこと。

そして、時には「責任」から手を離して
誰かに自分を委ねてケアしてもらうこと。

とても大切なことですね。

慢性疲労症候群になる前に、からだからのヘルプに気がついてくださいね。

寝ても寝ても疲れが取れない・・・は
からだからのヘルプです。
見逃さないでくださいね!

慢性疲労症候群について調べていくと、
まだ有効な治療法は確立されていないとのこと。

抗うつ剤やアルツハイマーの治療に使われる薬や
漢方、ビタミン剤、サウナを使った和温療法、運動療法

そして代替療法での有効性の評価をしたものを見つけたので
以下に添付しておきます。

ちょっと専門的な文章が書かれていますが
まだまだこれが有効ですとは言い切れない評価でした。

この文章の中にはオステオパシーのことも書かれていました。

これまでに、主に海外から homeopathy, osteopathy と表される治療法の ME/CFS に おける有効性が報告されているが、治療法の詳細が不明な文献や統計学的解析が不 明確な文献もあり、EBM ならびに医学的根拠の観点から homeopathy の治療ガイ ドラインへの推奨グレード評価は行わなかった。

日本における筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(myalgic encephalomyelitis/chronic fatigue syndrome; ME/CFS)治療ガイドライン(案) CFS 治療ガイドライン作成委員会

ホメオパシーとオステオパシーがごっちゃに理解されている感も
否めませんが(汗)

慢性疲労症候群にオステオパシーの有効性が認められるようになれば
もっと多くの方の助けになることができます。

オステオパシーは一般的には知られていないけれど
必要としている人がたくさんいるはずっ!

そういった人たちに届くように
せっせとブログを書いていこうと思います。

長くなったので、続きは次のブログで書きますね。