あまり知られていないけれど大切な臓器「脾臓」

「脾臓ってなんですか?」

クラニオセイクラルを行うまでに
全身の調整を行うんですが
オステオパシーは筋骨格形だけでなく
内臓やリンパにも手技を施していきます。

施術が終わったあとに
「脾臓の調整をしました」と説明をすると

ほとんどの人が
「脾臓ってなんですか?」とか
「脾臓ってどこですか?」と質問をくださるので

今日はマイナーな臓器
脾臓について書いていこうと思います。

 

痕跡器官を知ってますか?

ところで皆さんは「痕跡器官」
という言葉を聞いたことがありますか?

「痕跡器官」というのは
虫垂や扁桃腺など、あってもなくても
それほど人体に影響を与えることはないといわれている器官です。

進化の名残として特に大きな役割を担わずに
身体に残っている器官と言えば良いでしょうか。

脾臓もその痕跡器官の1つで、
以前は身体には影響を与えないと言われていたそうですが
研究が進むことで脾臓には重要な役割があることがわかりました。

そもそも、脾臓ってどこにあるのかというと
前から胃、胃脾間膜、脾臓、横隔膜という順番で背中側にあり
触れることができません。

触れることができたら「巨脾腫」といった状態で
脾臓が巨大化した状態を示します。

痛みを伴ったり
何かおかしいなと感じる時は病院に行ってくださいね。

脾臓って大事!っと改めて思ったのは
オステオパシーの授業の時に
練習でペアで組んだ方が「貧血が治らない」と話していて

その時に師から「脾臓ポンプしてあげたらいい」
とアドバイスをいただいたのがきっかけです。

貧血の女性、実はとっても多いんです。

もちろん脾臓にアプローチしただけでは貧血は治りませんが
脾臓も含めた構造や循環の治療は大きな助けになります。

実際に定期的にオステオパシーに通われている方で
10数年続いていた貧血が改善した方もいるんですよ。

ちなみに脾臓のアプローチをすることで
左の肋骨も柔らかく、呼吸も楽になります。

脾臓の大切な役割

脾臓は感染を検知する役割や、
損傷を受けたり古くなった赤血球を破壊し除去する働きを持ちますが

それだけでなく、多数の単球(単核白血球)が貯蔵されていて
免疫防御や組織修復に欠かせない存在であることが
研究で解明されています。

単球は白血球の成分の一種で、感染に対する防衛の開始に重要な細胞。

単球はほかの種類の白血球細胞と同様に骨髄だけで生成され、
血流中に貯蔵されると考えられてきましたが

脾臓の単球は血液中の10倍余りに及び、
血液より圧倒的に重要な単球の貯蔵庫であることがわかったそうです。

おおおおっ!
脾臓にそんな素晴らしい力が!(感動)

肝臓、小腸、胸腺と同様に脾臓も
大切な免疫器官の1つなんですね。

そして、脾臓の単球は臓器の損傷部分の回復にも
大きな役割を果たしているとの研究結果も出ているそうです。

あまり知られていない臓器でも
身体全体の機能を動かすためにせっせと健気に(ここ大事ですよー)
働き続けています。

オステオパシーならではのアプローチ

オステオパシーが素晴らしいのは
臓器も構造の機能障害と関連するとして
全体をくまなく診ていくところ。

脾臓は左第9、10肋骨と
関連があると言われています。

互いに影響しある構造と機能。
そして身体と心。

つながりがあるからこそ
人間であるというオステオパシーの考えが
私はとても好きです。

クラニオセイクラルオステオパシーで免疫システムを回復

インフルエンザや感染症にかかったあと
高熱が出た後の身体はどの方もダメージを受けています。

回復力が弱まっている場合は
咳が長く続いたり、身体のだるさや重さが残ったり

はたまた、繰り返し風邪をひいたり。

クラニオセイクラルオステオパシーで
脾臓も含め身体を整え免疫システムを回復し

1日も早く元気になってくださいね。

ではでは、今日はこのへんで。

クラニオセイクラルオステイオパシーの詳しい説明はこちらから

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