年齢の変わり目を感じているあなたも
幾つになっても変わらない自分を感じているあなたも

こんにちは。

ここ数ヶ月で大きな身体の変化のあった吉野です。

生きていると色んなことがありますね。
大半のことは「なんとかなるでしょー」と潜り抜けてきましたが

年齢とともに、そうもいかなくなってきたなと感じています。

ついに来ましたか・・・

大きな身体の変化というのは、

47歳5ヶ月にして毎月キチンと定期的にきていた生理がとうとう止まってしまったんですね。
いやはや、びっくりです。

3年ほど前に更年期が始まったかな
と感じていましたが、

生理は問題なく定期的に来ていたんですね。

なので、全く予想外の出来事でした。

今年の5月の生理が来る予定日になっても
あれまあ、生理が来る兆しが全くない。

身体がだるかったり、眠たかったり、
逆に眠れなくなったり

お腹の周りが重たくなったり
食欲が出たり

気持ちが高まったり、落ち込んだり

といった生理前特有の
身体も心も不安定な状態は起きないものの

その代わりに
ただただ、毎日頭が重い日が続いていました。

こんなに急にピタッと止まるものなの?
と、自分の体に起きたことに戸惑いましたが

いまは、生理が止まってから3ヶ月が経ち
今までとは異なる身体のサイクルに
少しだけ馴染んできたような状態です。

私自身に起きた身体の変化を
ブログに書くかどうか迷ったけれど

この経験を書くことで
「自分だけではないんだなあ」と

自然に訪れる身体の変化を受け入れる
サポートになれば良いなと思い書くことにしました。

女性同士でもあまり自分の身体のことについて
詳しくは話さないものですし、

更年期と言っても症状は様々です。

一人ひとり異なる症状もまた、自然なもの。

閉経を迎える更年期とともに
加齢にやる身体の機能低下を迎える老年期を

自分で包み込むように受け入れていけたら良いなあと
やっとこさっとこ思えるようになりました。

いや、本当に
やっとこさっとこだったんですよー。

まさかこんなに早く生理が止まるなんて思っていなくて。

サイクルの変化はあるものの50歳後半ぐらいまでは
普通にあるものだろうぐらいに捉えていたんですよね。

身体を支えていた機能が一つなくなるという
初めての経験は少しだけショックでもあり

それが病でなくても、
仕方のないことでも、

なんだか少し寂しいことでもありました。

卵子の数には限りがある

生まれる時に卵巣に200万個ほどある原始卵胞は
35歳を境に減少していきます。

卵子の元になる原始卵胞を使いきってしまうと
卵子は作られなくなります。

そして、見た目がどんなに若く見えても
卵子は実際の年齢と同じ年齢。

年齢とともに卵子としての機能は失われ

生理が止まってから60日を経過すると
閉経後期に入ったことになり1〜3年の間に閉経すると言われています。

どんな人でも、
閉経は当たり前に迎えるもの。

なので、なので
40代を過ぎたあたりから

身体が迎える変化の準備をしておくことをおすすめします。

身体の変化を迎える準備

何事も準備は大切です。
準備をしておくことは起こりうる出来事に受け皿を作っておくことです。

身体の変化を迎える準備として

食事、睡眠、運動といった基本を見直すことはもちろんですが

ぜひプラスして欲しいのが
定期的な身体のケアと心のケア。

そして、甲状腺の数値の検査(血液検査)です。

私の場合、去年の暮れから
イライラと不安感を繰り返し感じることがあり

この症状が更年期なのか
はたまたPTSDの後遺症みたいなものなのかがよくわかりません。

ですが真冬も夜中の暑い暑いと目が覚めてしまう
のぼせの症状もあったので

心療内科に更年期外来にかかりました。

心療内科と言っても
漢方薬をメインに処方してくれる心療内科を選び
漢方薬の処方をお願いしました。

漢方薬を飲んでおいてなんなんですが、
漢方薬もまた症状を緩和させるもので

身体や心の根本に影響することはないと考えています。

身体は構造が整うことで機能するという
オステオパシーの哲学を軸にすると

私の中では、漢方薬は根本治療の
枝葉の役割をしているという理解です。

なので、漢方薬を日常に取り入れる入れないということよりも
心療内科に行ってよかったのは

まず、血液検査をしてくれたことでした。

血液検査の結果はありがたいことに「100点満点」。

「100点満点」と言われた中で
自分の症状とどう向き合い受け入れていくのか。

健康ではあるけれども、不調という状態。

年齢とともに避けることができない変化は
異常ではなく正常なことなんですよね。

ここがわかっただけでも、
更年期を受け入れやすくなりました。

甲状腺の数値の検査をしておいた方が良い理由

甲状腺には、

甲状腺機能亢進症と
甲状腺機能低下症という2つの病因があります。

甲状腺機能亢進症は
甲状腺腫、頻脈、眼球突出が3大症状とされていますが、
他にも動悸、多汗、全身倦怠感、体重減少、月経異常などがあります。

もう一方の甲状腺機能低下症は
甲状腺腫に加えて、浮腫、体重増加、便秘、脱毛、傾眠、うつ、月経異常などがあります。

どちらも更年期の症状に似たものがあるので
自分では判断ができませんし、

多分そうであろうという自己判断は危険です。

血液検査で甲状腺や他の異常がないとわかればまず安心ですし、甲状腺に異常があれば適切なケアが必要ですよね。

ということで、
私は年末から半年に1度血液検査を受けることにしました。

甲状腺の数値以外でも
貧血、肝臓機能、腎臓機能、コレステロール値や血糖値などもわかるので

病気の早期発見にもつながります。

自分の身体の状態を知るためにも守るためにも、
定期的な血液検査を取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。

身体の変化への対応を最小限に

さてさて、
今回私自身が更年期を迎えて
閉経するかもなあという真っ只中で

クラニオセイクラルオステオパシーにできることを考えてみました。

まず初めにお伝えしておきたいのは
オステオパシーは奇跡の治療法ではありません。

クラニオセイクラルセラピーとして
スピリチュアルな要素を多く含んだ施術も見かけますが

あくまでも奇跡は起こすものではありません。

奇跡を期待すればするほど
治癒からは遠ざかっていくように感じています。

オステオパシーは、

原始卵胞を増やすことも
身体の変化を止めることも
老化を止めることもできません。

できることは、

年齢とともに変化していく身体を
穏やかに自然のままに受け止めていける身体に整えること。

とてもシンプルですが大切なことです。

変化とともに訪れる身体の歪みを
施術を施し構造を整えていくことで

できる限り、
身体の変化への対応を最小限にしていくことができると考えます。

負担をかからないように、
先回りして身体を整えていくという感じでしょうか。

年齢で健康を諦めない
という記事にも書きましたが

年齢を重ねても健康であることは可能です。

そして老いていく身体を支える鍵は豊かな精神です。

その豊かな精神も
身体によって育まれていきます。

身体と心の相互関係を大切にした
オステオパシーをどうぞ手にとってみてくださいね。

クラニオセイクラルオステオパシーが
あなたの大きな支えになりますように。

最後に

今回は私が迎えた更年期について書いてみました。

まずは生理が止まってから3ヶ月。
ここからまたどんな変化があるのか定期的に書いていきます。

更年期の時期の過ごし方が
その先にある老年期に影響して行きますからね。

身体のことについて不安なことや心配なことがあれば
ぜひご相談ください!

ご相談の依頼はこちらのフォームからお願いします。
30分の無料相談(LINE電話他)も行っております。

ではでは、今日はこのへんで。
ありがとうございました。