クラニオセイクラルオステオパシーの施術を行う中で

頭蓋の骨の動きを正常に動かすことだけではなく
脳脊髄液の循環を促すことだけではなく

その前に脊柱を整えることは大前提なのですが
忘れてはいけない大切なことがあります。

排水管の掃除をしないと
水の流れが悪いように

頭蓋内も静脈血や脳脊髄液が
スムーズに流れるように
排出できる道を作る必要があります。

頭蓋の施術の時に
忘れてはいけない大切なことは

静脈洞のドレナージュ(排出)です。

みなさんも「リンパドレナージュ」という言葉は
知っている方も多いと思うのですが

私たちオステオパスは
「静脈洞のドレナージュ」という手技を頭蓋に施します。

頭蓋内の排出管は硬膜静脈洞といいます。

脳の硬膜は内層と外層の2層でできています。
硬膜静脈洞は硬膜の内層と外層の間、
(外層は頭蓋骨の内面の骨膜になります)

もしくは硬膜内層と硬膜内層が合わさって
管腔構造になっている部分を示します。

脳内の静脈血(酸素を供給した後の、二酸化炭素を多く含んだ血液)
を95パーセント受け入れ

静脈洞を通して頸静脈に送り
頸静脈孔を通って頭蓋から排出させます。

脳脊髄液もこの静脈洞、特に上矢状静脈洞に入ります。

頭蓋内の静脈洞は
身体の静脈とは違い

弁がない
血流を促す筋肉がない
収縮に必要な平滑筋がない
弾力性がない

とないないずくしのために
静脈の排出は
頭蓋内の硬膜の状態や頭蓋骨の状態に
大きく影響を受けるんですね。

静脈洞のドレナージュは
脳脊髄液の循環を促すためだけでなく
頭部の温度調節を行います。

「頭に血が上った状態」
「頭が重い」
「のぼせる」

といった症状も
静脈洞のドレナージュで頭蓋内の静脈血が排出されると
うっ血がとれることで緩和されることが多くあります。

それだけではなく
静脈血の排出が改善されると

脳脊髄液の吸収が改善され
自律神経や内臓、その他の組織に対する
神経刺激が調和されるんですね。

先日、クライアントさんに
「頭に触れて何をしているんですか?」と質問されたので
記事にしました。

クラニオセイクラルは
ただ触れているだけでなく、

目的を持って必要な場所に手を置き
小さな動きや解放を手で感じ取り
手技を施しています。

まずは静脈洞のドレナージュをして
その後に頭頂骨や前頭骨等に手技を施すんですが

また機会を作って記事にしていきたいと思います。

ではでは、今日はこのへんで。

お知らせ
1月14日〜18日まで研修のためお休みを取らせていただきます。
11日〜13日でご案内できる時間帯がありますので
お急ぎの方は早めにご予約ください。

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