自分は運がいいなあと思っている人も
やっぱり自分は運がいいなあと思っている人も(笑)

こんにちは。
ヒックエトヌンク吉野です。

29歳から施術を始めて
60日間施術をしなかったことは
初めての経験でした。

皆様にご迷惑をかけてしまったこと、
そして皆さんの想いをしっかりと受けとって

いま、ここにしっかりと立ちながら

無理なく少しずつ
クラニオセイクラルオステオパシーを施術したり
皆さんと色々なお話ができていることは

やっぱり自分は運がいいなあと。

周りにいてくれた人も
治療に関わってくれた方達も

私を奈落の底から持ち上げてくれた人たちから
分けてもらった「運」です。

本当に本当にありがとうございました。

この病気や入院の経験が
今までと、これからに大きな違いを産んだことは
これからの私の「リソース(資源)」として

生き方そのものに影響していくのだと思います。

きっと、このサロンにいらっしゃる皆さんも
痛みや違和感や病気や生き方や

様々な悩みを持たれていると思うし

「自分がどうしてこんなふうになってしまったのだろう」
「こんなふうに過ごしたいわけじゃないのに」

と思っている方がたくさんいるのだと

入院をしてから
自分もその一人だと感じることも多くありました。

でも、身体も心も
私という存在の他にはありません。

その悩みや
感じていることを

内側から癒したり
外側のアプローチや環境に身を委ねて
回復を進ませているのは

「自分」の内側にある
「休息」という部分なのだなと

私自身の「回復」というプロセスで
気がついたことです。

例えば、リハビリという
立ったり、歩いたり、言葉を発したりということも
一見とても大変そうな動作ではありますが

取り組んだ後に(頑張り過ぎない程度に)訪れる
何もかもを一旦手放して

「休息」という時間を持つことで
身体の機能をしっかりと回復させるということです。

「脳」も同じで
使ったら休める、疲れたら休めるの繰り返して

「脳」の機能もぐんと上がっていきました。

この「休息」という部分について
これからもっと研究していきたいですし

クラニオセイクラルオステオパシーを残した
サザーランド博士やローリンベッカー博士が

本当に受け渡したいものは
なんだったのか?

ということを意識して
施術に取り組んでいきたいと思っています。

もちろん、解剖生理学という部分を大切にしながら
もう1つの命に関わる部分と共にいながら
施術をしたいと思うのです。

一人ひとりの治癒力は
その人に必要な「休息」によるので

施術者が決めることはできません。

その人に必要な「休息」を
自然に引き出せるような施術者として

今後は施術に取り込んでいきたいと思います。

「静に待つ」そんな時間を
クライアントの皆さんと持つことができるように。

またこれから一歩一歩。

でも前よりも
だいぶ優しく委ねながら
進んでいきたいと思います。

自分を大切に!
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。