こんばんは。
ヒックエトヌンク天音です。
1ヶ月前から、自宅でトレーニングを始めました。
1日15分から30分程度
佐藤マクニッシュ玲子さんの
youtubeを見ながらのトレーニングです。
トレーニングの動画に流れている音楽も心地よいのですが、
何より玲子さんが美しすぎて、ハマっています。
以前も定期的にトレーニングをしていた時期はありますが、
2年前からピタリとやめてしまいました。
やめてしまった、というよりも
PTSDになり取り組めない状態でした。
2年間かけて、ゆっくりと回復してきた心と共に
少しずつ少しずつ身体も開き、
動きたいという欲求が
自然と出てくるようになったのでしょう。
それまでは、休みがあれば
横になりたいとか、眠りたいとか、
心と脳を休ませたいという欲求が常にありました。
すぐに頭が重くなってしまい、
集中力が続きません。
これはPTSDになったことで知った感覚です。
集中したくても、できない感覚は
受け入れ難いものがあります。
出来ていたことが、出来なくなったことを
受け入れていくことも大変でした。
努力しても、どうしようもできない状態があることを
自ら知った経験でした。
身体を動かしたいと感じたとき、
そしてその欲求に応えることができている今、
ようやく心の回復を実感しています。
トレーニングを始めてからの
1ヶ月の変化もとても興味深いものでした。
トレーニング後の気持ちよさや、
身体の中心に太くしなやかな軸を感じられることで
心の安定はより強くなり
集中力や前向きな気持ちが強く出てきたのです。
身体を動かし、整えることで
心の回復が促進される。
新しい神経回路が作られているような
感覚があります。
身体の専門家として、
身体の状態が心の状態に影響することは
理解していたけれど、
自分自身で身体と心の相互作用や
回復の経緯を体験できていることは
貴重な学びの経験になっていると感じています。
クラニオセイクラルオステオパシーは
身体の構造を整えることで、
神経伝達を正常な状態に戻すことから、
精神的なレベルにも良い影響を与えます。
ただし、施術だけで良くなることばかりではなく
自らが置かれている生活環境を整えたり、
心理セラピーやカウンセリングで
心の状態を整えることも必要です。
どちらかが必要ということではなく、
どちらも必要な場合は多々あります。
心を包み込む、身体。
身体に内在する、心。
自己治癒のスイッチはどちらにもある。
私の場合は、
身体の回復よりも、心の回復が先でした。
身体に後遺症として残る損傷はなかったことで、
仕事も続けることができたのは、
4年間、自らオステオパシー治療に通っていたことで、
自己治癒力が働いてくれたのだと考えています。
大切に身体を扱ってきたことが、
心を守り、助けてくれたのだと思います。
私は、PTSDになったことを隠すことはしません。
回復の道は様々ですが、
私が回復した道が誰かの役に立てるのなら
それは治療家として
残しておきたいと思う。
参考程度にですが。
さて、これからまた1ヶ月後の身体の変化を楽しみに
トレーニングに
オステオパシーの勉強に励んでいきたいと思います。
ではでは、今日はこのへんで。
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