こんにちは。
ヒックエトヌンク 天音です。

こんなにブログを更新しなかったことは

なかったなあということで

今日は近況報告などしたいと思います。

10月に入り緊急事態宣言が解除され、
しばらくぶりのクライアントさんから施術の依頼が入ったり、

心理のクラスの第2シーズンが始まったりと、
忙しい毎日を送っています。

秋に混じった冬の匂いを感じて
お客様用のブランケットを購入したり
サロンも少しずつ冬支度をはじめ、

それに伴い、
掃除や断捨離をせっせと行っています。


沢山の方達の助けがあり、
長く続いていたPTSDの症状もすっかり治り

ここまでとこれからの境を作っているような日々です。

2年前とはすっかり変わった環境。
その中でも何も変わらなかった価値観というものがありました。

先日受講した心理のクラスで、
5年、10年先の未来を描く機会があったのですが、

私自身のオステオパシーへ対する想いを
そこに存在する価値観を確認することも出来て

PTSDを患う前のように、
勉強にも集中して取り組むことができるようになりました。

施術者として、
治療家として

私はまだまだだけれど、

学びを授けてくれた師に対しても
恥ずかしいことはしたくないし、

施術を受けてくれるクライアントさんにも
最善を尽くしたい。

そうなると、今まで以上に

自分の身体や心の状態はしっかりと軸を持ち
向き合いたいと考えています。


心の状態であれ、身体の状態であれ、
努力だけでは、回復できない症状があります。

そのことを身を持って知ったことで、
施術に対しての取り組みも変わってきています。

無駄とは言いませんが、
間違った努力はしてほしくありません。

例えば、動かない関節を無理矢理動かそうとすれば
逆に関節を周囲の組織を痛めることになります。

筋肉の弱化が脊柱の問題からきているのに、
トレーニングをして鍛えても逆効果です。

まずは構造的な問題を見つけ、
その問題を紐解いていくことは、

努力ではどうにもならないことは、
心にも身体にもあること。

自分でできる健康法や
手軽にできる体操もあるけれど、

それらは治療ではありません。


「Find it, fix it and leave it alone. 
見つけて、治して、あとはそのまま放っておきなさい。」

オステオパシーの創始者
アンドリューテイラースティルの言葉の意味が

この2年間の経験を経て、
前よりもずっと理解できるようになった感じます。

オステオパスの仕事は
病院では見つけられない構造の問題を見つけ
必要な手技を施すこと。

そして、
治療家に必要なのは

知識や経験はもちろんだけれど、
クライアントの中にある治癒の力を信じること。

それを一番深いところに核として持ち続け
これからもクラニオセイクラルオステオパシーと共に
歩んでいきたいと思います。

さて、頑張ってブログも更新しなければ。

クラニオセイクラルオステオパシーが
必要なあなたに届きますように。

ではでは。