こんにちは。
ヒックエトヌンク 天音です。

今年に入ってから
これまで読んできたオステオパシーの本を
もう1度はじめから読み直すことにしました。

心理の勉強も始めて読む本の種類は増えたのですが
PTSDやストレスから集中力が格段に落ちてしまった為に
本を読み進めることが困難になっていました。

思うように動けないのと同じように
思うように考えることが出来ないというのは
本当に辛いものですね。

活字だけを読み流すことはできても

1つずつの意味を考えながら
施術関係の本だと、
その部位の動きを考えながら読み進めることになります。

それがとても困難な状態でした。

心身ともに回復の速度が上がるとともに
理解する力も戻ってきたように感じ

もう1度初心に戻るつもりで
今年は勉強を進めていきたいと思います。

それにしても、やっぱりオステオパシーは面白いですね。

オステオパシーは整体やマッサージとは異なり
「評価」というものがあります。

クライアントさんの訴える「痛み」がどうあれ
私たちが見るのは「身体の構造」です。

「身体の構造」の中で動きを失い
制限がかかっている部分を見つけそこに手技を施す。

身体のこわばりや張りが強いからといって
何処も彼処も緩めるという考えは私たちにはありませんし

必要な部分に必要な手技を施すだけです。

オステオパシーを面白いなと感じるのは
複雑な身体に対して
無駄のない、シンプルなアプローチで機能を改善させる
といった部分でしょうか。

ほんのわずかな調整が入るだけで
全体を動かす力が人間には宿っている。

駆動力のようなものを
手の中で感じるとき、そう思わずにはいられないです。

身体全体を整える前に頭蓋に触れた時と
身体全体を整えた後に頭蓋に触れた時は

同じクライアントでありながら
微かではあるけれど異なる動きをします。

そして、クラニオセイクラルを
施した時に感じる第一次呼吸。

人間の身体は神秘だなあと
毎度のことながら感じています。

いま、美術解剖学の講座を受けようかと検討中です。

解剖学・生体構造科学講座の先生から
絵を通して学ぶ解剖学というものはどんなものだろうかと
興味津々なのです。

今年もせっせと学び、仕事に励みます。

少しでもみなさんの力になれますように!

ではでは、今日はこのへんで。