息子は毎日、笑顔で過ごしています。
苦手な、グループでの作業にも参加できています。

あんなに昼夜逆転の生活を送っていたのに、
地域活動支援センターとに通うことになってから、

行かない日でも、自分から朝起きてきて、
私のいない時は、パンを焼き、目玉焼きを作って食べたりしています。

こんなことは初めてです。びっくり!
我が子の新鮮な姿をみて驚いたり感動したりしています。

オステオパシーの力はすごいなと思っています。

みほさんがオステオパシーに携わっていてくれて
ほんとに良かったと思っています。感謝!

4月に入ってとても嬉しい連絡をいただきました。
このメールをくださったのは
30代の自閉症の息子さんを持つお母様です。

ちょうど1年半前に連絡をくださって
息子さんは月に1度クラニオセイクラルオステオパシーの施術を
受けていました。

途中からご自宅まで出張でお伺いしていましたが
今月からこちらも一休み。

定期的に会えなくなってしまうのは
ほんの少しさみしいけれど
でも、その何十倍も嬉しいこと。

毎月、彼に関わらせていただき
彼の変化や、人間の中にある治癒力や可能性が開いていく過程を
時間とともに見せてもらったことで

オステオパシー、そして人間の素晴らしさを
より深く信じることができました。

発達障害である彼の変化を
同じ状況にある方達に知って欲しくて
このブログで書くことをお母様にお願いすると

もちろんおっけーです。
少しでもどなたかのお役にたてるのであれば嬉しいです。

と快く承諾してくださいました。

2017年の6月に出会った時には
私にも、お母様にも、息子さん(Tさん)にも
いま存在している未来は何も見えずにいました。

発達障害のある息子のことで、是非、一度伺わせて頂きたいと思います。
成育の途中でのトラウマを抱え、
それを吐き出せないで苦しんでいるようにみえます、
それが体の硬さに出ているような..

当時は、

物音に敏感で、
大きな声で怒鳴ってしまったり
感情のコントロールが聞かなかったり
当時通っていた支援センターでも
うまくコミュニケーションがとれていなかったり

夏場でも上着を着て
マスクと帽子を身につけないと外に出れない
といった状態でした。

はじめてお会いした時は
私も大人の自閉症の方に接することも
施術をすることもはじめてで
どうしていいのかよくわからなかったことを覚えています。

Tさんの身体は本当に固くて
それは私がこれまで触れたことない固さで
正直、どう施術をすすめていいのかも悩むぐらいでした。

見た目も強い緊張から
頭のてっぺんがつののようにもりあがり
表情もこわばっていて。

いまのニコニコしたTさんからは
想像できないけれど

当時は
いまのTさんを想像することは
全くできませんでした。

少し時間を遡りながら
Tさんの変化を書いていきたいと思います。

ではでは、今日はこのへんで。