クリスマスも終わり2018年も残すところあと6日。

何かが特別に変わるわけではないけれど

1年の締め括りは今年を振り返ったり
モノやコトの整理をしたり
心や身体を整えたり

新しい1年に向けての準備を
自然にするように動いている方が多いと思います。

なので12月のオステオパシー施術に来てくださった方には

「1年間お疲れ様でした」という気持ちと
「新しい1年をまっさらな状態で迎えられますように」
という気持ちで施術をしています。

毎日休むことなく文句も言わずに働き続ける身体は
本当によく出来ていて

やっぱり神様の贈り物なのだなあと感じています。

一人として同じ人間が存在しないように
一人として同じ身体の人はいません。

その人だけに贈られた身体です。
大切にしてくださいね。

そしてそして年末年始、
お酒を飲む機会も増えるかと思いますが
飲み過ぎや食べ過ぎにも注意してください。

私も以前は散々お酒を飲んでいたのですが
7年ほど前からほぼ禁酒状態です。

理由はお酒を飲むと翌日であっても
施術の時に微細な動きをキャッチする感覚が落ちますし

脳の勉強をしていたときに
嫌なことを思い出しながら飲むと
その記憶がより強く刻まれるということを知り

ピタリと飲むのをやめました(苦笑)

短いですがこんな論文もあります。

【アルコールは恐怖の消滅を妨げ、
外傷に関連する不安障害のリスクを高める可能性がある。】
(グーグルクロームで開くと翻訳されます)
[blogcard url=”https://www.nature.com/articles/nn.3204″]

他にも物事をもっとクリアに見たいとか
逆に楽しい記憶がぼんやりとしてしまうのが勿体無い等
理由は沢山あるのですが

私の場合はお酒を飲むと、
身体がだるくてすべてにおいて効率が悪いので
飲まないことにしたというのが一番の理由です。

アルコールを飲むと
アルコールデヒドロゲナーゼという酵素が
エタノールを酸化しアセトアルデヒドを生じさせます。

アセトアルデヒドは有害物質であって(発がん性があると言われています)
ここからアルデヒド脱水素酵素「ALDH1型」「ALDH2型」
という2つの酵素によってさらに分解されます。

アルコールは身体に吸収されてから
呼気や尿、汗によって2〜10%排出され
残りの90%以上は肝臓や胃粘膜により分解されます。

肝臓大忙し!ですね。

女性はホルモンの関係で酵素の働きが抑制されるので
分解力が弱いとのデータもあるそうです。

お酒の分解時間は
アルコール分7%の缶チューハイ350mlを飲んだ場合
分解にはなんと

約3時間

かかります。

たった缶酎ハイ1杯の為に
3時間せっせと働き続ける肝臓。

健気すぎます(涙)

肝臓はアルコールを分解するだけでなく
食物の3大要素(炭水化物、脂肪、タンパク質)の
代謝もしている大切な消化器官です。

肝臓だけではないですが
疲労やストレス、感情的なものも臓器に影響を与えるので

知らず知らずに肝臓に負担をかけていることも。

そんな状態に
どかっとアルコールを分解する仕事を与えることで
肝臓が悲鳴をあげることもあります。

肝臓の機能障害は代謝の低下や
全体的な活力の低下を引き起こします。

また脊椎に影響を与え
それに伴い痛みや呼吸不全等を引き起こすこともあります。

他にも眠りが浅くなったり
頭痛や首の痛みといった症状が出ることも。

なのでなので、もう一度繰り返しますが
年末年始、お酒を飲む機会が増えますが
くれぐれも飲み過ぎないようにしてください。

お酒は美味しいし、楽しいのですが。

頭のすみっこにちょこっとだけ
覚えておいてくださいね!

ではでは、今日はこのへんで。