今日は半年ぶりに
愛媛からJさんがセッションを受けに来てくれました。

Jさんとの出会いは3年ほど前。

バーンアウトをしてから数年間動けない日々が過ぎ
ようやく飛行機に乗れるまで動けるようになった頃に
東京にセッションを受けに来てくれました。

Jさんとはいつも4時間ほどの
ロングセッションで

いままでもたくさんたくさん話をして

半年に1度、
もしくは1年に1度しかお会いできないけれど
会うたびに少しずつ少しずつ元気になっていかれる姿が

本当にうれしくて、
こうやって文章に書こうとすると

じわっと涙が滲みます。

泣いたり笑ったりしながら
自分のことを話す彼女の純粋さというか

うまく言葉に出来ないけど
生まれ変わっていく姿というか

命がもう一度輝こうとしている姿が

わたしの中に
柔らかくて優しいものを思い出させてくれます。

今日は施術のときに不思議な感覚がありました。

ヒーリングワークを行なっているとき
エネルギー的にみると
大きな抵抗を感じることはなかったのですが

身体が全体的につながっている感覚が弱く

全身のオステオパシー施術をしてから
クラニオセイクラルを行おうと頭の方に座ると

触れずに見ただけでも
明らかにおかしなことになっていました。

全身の施術が終わったにも関わらず
最初チェックした時とさほど変わらない
歪な状態が残っていました。

C1の調整をして
後頭顆減圧というテクニックを施しました。

いつもよりもゆっくりと時間をかけて丁寧に。

どういうわけか今日は

頭の中で師の
「ゆっくりと時間をかけて丁寧に」という言葉が
なんども繰り返し

自分ではもう手を離してもいいかなと
いう手応えはあるのだけど

別のところでは
「ゆっくりと時間をかけて丁寧に」と
言われているような感覚が続き

自分の頭よりも、感覚にしたがって
同じテクニックを続けていると

後頭骨とC1の間がすうっと開いて
頭蓋全体がふわーっと膨らんだような瞬間が訪れました。

頭蓋全体の骨が滑らかに動き出したのがわかり

頭蓋や顔面の歪さや
蝶形骨の側方や捻転も小さくなっていて

人間の身体ってすごいなと
感動してしまいました。

施術中、Jさんは
「もう守らなくていいんだ」と
何かを解放したような、解放されたような感じを受けたようです。

施術後は今までにはない
身体や頭の軽さを感じて喜んでいました。

本当に少しずつ少しずつ
回復していく過程を

共にできること。

本当にありがたいことです。
いろんな事を学ばせてくれます。

今日はまた1つ私の中に
希望の種が蒔かれました。

また頑張れます。

ではでは、今日はこのへんで。