先日書いた更年期の記事を読んで
女性のクライアントの方達から

「すごいよくわかります」と
声をいただきました。

皆さん、口には出さないけれど
「もしやこれは更年期かも?」
と感じられる症状で悩んでいる方も多く

記事に書いてよかったです。

更年期の症状があってもなくても
40歳半ば〜50歳半ばまでの10年間は
人生の折り返し地点にも差し掛かり

心身ともに変化が大きいときです。

子供の手が離れて、
夫婦の関係性が変わったり

これからの自分の人生について
改めて向き合う時間を持つことになったり

ご両親のことで心配事があったり。

私も自分が会社員とセラピストの仕事を掛け持ちして
さらにバイトもしていた30代の頃を振り返ると

がむしゃらに動けるエネルギーがあり
多少無理しても心についてこれるだけの
身体があったのだと思います。

年齢を重ねると

精神的には若い時とは比べられないほど
強く(図太く?)なる代わりに

身体は少しずつ老いていき
バランスをとっているのでしょうね。

日々変化する身体。
休むことなく動き続けている心。

クラニオセイクラルオステオパシーの定期的なケアは
以前からおすすめしていますが

もう1つおすすめしたいのが
ご自宅でできるセルフケアです。

オイルでセルフトリートメントをしたり
ハンズオンでヒーリングをしたり。

オステオパシー施術を受けてから
数週間後の次の施術の間に

自分の手を使って簡単なケアをすることで
ちょっとした不調にアプローチすることができますし

何より、心の状態が安定します。

食事に気をつけたり
軽い運動を取り入れることも大切ですよね。

あと、瞑想も。

空っぽになり自分をまっさらなエネルギーで満たすと
身体も心も軽くなります。

健康は

自分以外の人の手を借りた
受動的なアプローチと

自分で自分に働きかける
能動的なアプローチが必要です。

自分では触れることができない部分や
調整できない部分は専門的なセラピストに調整してもらう。

オステオパシーでは

自分では調整のできない
フィクセーションと呼ばれる、
関節のズレ(伸展偏位)や慢性的な障害(骨性のトラブル)、

頭蓋骨の動きを確認して調整するなんてことも
自分ではできないですよね。

そういった部分に手技を使って
スムーズに動くように調整をしていきます。

セルフトリートメントでしたら
リンパを流したり、筋肉をゆるめたり
表面的な部分に

自分のできる範囲で
本当に数分でもいいので日常に取り入れると
ずいぶんと身体は楽になります。

眠る前のケアはリラックスもできますしね。

今後は皆さんにセルフケアもお伝えしていけるように
ワークショップも開催していこうと思います。

健康は1日にしてならず!です。

ではでは、今日はこのへんで。