今現在私がセッションや施術でメインとなっているのは
後者のクラニオセイクラルオステオパシーです。

クラニオセイクラルセラピーというのは
クラニオセイクラルセラピー単独で体系化されたセラピーです。

簡単に説明すると・・・

アメリカのDr.ジョン・E・アプレジャーが開発した、
頭蓋と仙骨の硬膜システムの改善により、
脳脊髄液の流れを促進し、中枢神経の働きを活性化する方法

クラニオセイクラルセラピーは
オステオパシーの全体の骨格や内臓の矯正は施さずに
頭蓋と仙骨間のシステムの改善に特化した手技を行ないます。

そして、このクラニオセイクラルセラピーを学ぶことができるのは
アプレジャー・インスティチュート・ジャパンという団体のみになります。

要するにこちらは特許になっているんですね。

調べてみるとわかるのですが
クラニオセイクラルの種類は色々な枝にわかれ
それぞれの哲学の元に体型化されています。

たとえば・・・

クラニオセイクラルバイオダイナミクス
クラニオセイクラルリズム
クラニオセイクラルタッチ
クラニオワーク
和の頭蓋仙骨療法etc

なんだか沢山ありますね。

私もこの中のいくつかのものを過去に学んできましたが

これらのセラピーは哲学や手技はもちろんですが
クラニオセイクラルオステオパシーには
大きな違いがあります。

セラピーを受けようと思う理由は
様々ですよね。

リラックスしたい
ストレスから解放されたい
身体の不調を改善したい
自分の向上の為にメンテナンスしたい
精神的な悩みを解決したい・・・

クラニオだけでも
沢山のセラピーに枝分かれしています。

では、クラニオセイクラルオステオパシーは
他のクラニオセラピーと何が違うのか?

クラニオセイクラルオステオパシー
オステオパシーの中の頭蓋の手技のことを示します。

オステオパシーで土台となる身体を整えた最後の過程に
ラニオセイクラル(頭蓋領域の手技)があるという感じですね。

脊柱や隔膜の調整を行ない土台をしっかりと整えたあと
ようやく頭蓋の調整ができるのです。

頭蓋や仙骨だけを調整するのではなく
あくまでも全体を整えていく。

身体の全ての部分が改善され
つながるからこそ身体が機能します。

そして、身体に伴って心も機能していくんですね。

私は元々は「クラニオワーク」を学び
ボディワークと合わせて施術を行っていたのですが

次第に自分が何をしているのが
わからなくなってきてしまいました。

頭蓋の構造がわからずにただ手を当て

たとえ変化が起きたとしても
一体何が起きているのかは理解できません。

感覚は大切だけど
感覚だけでは進めない壁があります。

その壁を越えるために
構造を学ぶ必要があると思い

オステオパシーの世界にえいやっと
飛び込んだのです。

クラニオセイクラルの本物の効果は
構造を理解した上で行われる

クラニオセイクラルオステオパシーを
受けることで実感できます!

ではでは。