学んだリンパテクニックを取り入れながら
オステオパシー施術を行ったあとに

何人かのクライアントさんとから

「施術後の身体のすっきり感がいままで以上です」
という感想をいただきました。

私自身、施術をしていても感じるのですが
リンパテクニックを取り入れてからの方が施術の中に流れが生まれ、

他のテクニックを施すときの身体の抵抗が
少なくなったように感じています。

オステオパシーの施術で使用する多くのテクニックは
あえてリンパテクニックとは言わないものの
多くのテクニックがリンパの流れを促進させるものです。

直接的に体液を刺激することや
その流れを妨げている障害を取り除くことで

関節的には体性機能障害の緩和や
その結果、自律神経システムが正常化することで
リンパ鬱滞が取り除かれていくのです。

たとえば

第一肋骨の機能障害(可動域に制限がかかっている状態)を
なんらかのテクニックで取り除き
正常な骨や筋肉の動きを取り戻すと
おのずとリンパの流れも改善されます。

頚椎の3番〜5番の機能障害は
横隔膜に影響を与えます。

頚椎を調整することが横隔膜の緊張を解放させ
その結果、リンパ液や血液の循環を
促進させることにつながります。

身体はすべてつながっているので
1つの手技が1つの部位だけに影響するのではなく
1つの手技がいくつもの部位に影響を与えます。

かといって

このテクニックを使えば一瞬で全身が緩みますとか
オステオパシーはそういうものではありません(苦笑)

身体を全身で捉えて、
原因を見つけ原因に施すのがオステオパシーです。

なので、クライアントさんの主訴に耳を傾けても
直接その部分に手技を施すかというと
そうではないのですね。

例えば

リンパの流れが悪いので
リンパを流してください!と言われても

全身を診ますし
リンパの流れを妨げる原因になっている
骨性の機能障害(関節の障害)を取り除く手技を施したりします。

オステオパシーって奥が深いのです。
なので死ぬまで勉強なんです。。。

 

オステオパシーのリンパテクニックと呼ばれる手技は
数多くある手技の中で
他の手技よりもリンパシステムに影響を与える
と言われているテクニックになります。

そして、アロマトリートメントのリンパドレナージュや
リンパマッサージと呼ばれているものと

オステオパシーのリンパテクニックの大きな違いは
自力でリンパの流れを促進できるように改善ができることです。

上記は外側の力(他者の手)によって
リンパの流れを促進させるものですが

オステオパシーは身体自らの力で、
リンパの流れを促進できるようになっていくというのが
大きな違いです。

オステオパシーの目的は
症状を緩和させることではなく
身体の機能を改善することですから。

そのためには
表層のリンパだけでなく
深層のリンパへの働きかけはもちろんですが

基本となる脊柱のアプローチ
筋骨格系のアプローチが必要です。

リンパテクニックは振動や圧迫を用いる手技ですが
こういった手技を用いる場合

筋骨格が正常な状態できちんと可動していること
要するに身体の土台が整っていることが条件となります。

リンパのテクニックだけ施しても
内臓のテクニックだけ施しても

身体の土台が整っていなければ
意味のない施術になってしまうのですね。

ということで
次はどんな身体の状態がリンパを鬱滞させているのかを
書いてみようと思います。

ではでは、今日はこのへんで。

 

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