身体のケアと一緒にしてほしいことを書きたいと思います。

2018年の11月、小さな虫歯になっていた
右上の親知らずを抜きました。

抜歯の時に歯のレントゲンを取り
歯のチェック。

ありがたいことに虫歯はありませんでしたが
歯のプラークとステインを取るために
年末に1時間ほどかけて歯のクリーニングをしました。

「とってもきれいな歯ですね」とほめていただきましたが
歯のクリーニングに行ったのは1年ほど前。

これからは3ヶ月に1度定期検診を受けることにしました。

歯の健康は身体の健康に大きく影響します。

例えば上の歯が植えられている
上顎を形成する上顎骨体には
副鼻腔の1つである「上顎洞」という空洞があります。

この上顎洞の底に隣接する歯の根っこが
空洞に突出していることから
虫歯菌や歯周病菌が上顎洞に広がり

歯性上顎洞炎=蓄膿症を発症することがあります。

また、下の歯が植えられている下顎骨は
歯が失われることで関節を作っている骨や
下あごの形が変形してしまい

結果、噛み合わせに影響を与え
そのまま放置すると顔貌まで変化します。

咀嚼や唾液による消化への影響や
歯ぎしりや食いしばりなどによる
頭蓋への影響。

心の状態や身体の状態が
口腔内に現れることもあります。

また、口腔内は12の脳神経のうち

・三叉神経(さんさしんけい)[咀嚼、歯の痛み]
・顔面神経(がんめんしんけい)[味覚、唾液の分布]
・舌咽神経(ぜついんしんけい)[味覚、唾液の分布]
・迷走神経(めいそうしんけい)[内臓、のどの運動、味覚、唾液の分布]

といった神経が支配しています。

毎日使う身体と心。
同じように「歯」も毎日使うもの。

クラニオセイクラルオステオパシーでは
歯そのもののケアはできません。

身体のケアと一緒に
歯の定期的なケアも取り入れてほしいと思います。

痛くなる前のケア、大切です!