先日書いたブログを読まれて
コメントを下さった方から

少し前にテレビで
ムズムズ脚症候群のことを放映していたことを知り
調べてみました。

我が家にはテレビという存在がないので
(もうかれこれ10年ほどテレビがありません)
番組もタレントさんのことも全くわからないのですが

大赤見 展彦さん

という芸人の方が世界仰天ニュースで
ムズムズ脚症候群の特集に出ていたようです。

私もこの病気のことは全く知らずにいたのですが
施術中にクライアントにこの症状が出た時に
病名を教えてもらいました。

ムズムズ脚症候群=レストレスレッグ症候群
日本神経学会では「下肢静止不能症候群」と命名されています。

17世紀ごろ、この病気が報告されており
あまり聞いたことがない方も多いかもしれませんが
Common Diseaseに入ります。

※Common Disease(コモンディジーズ)とは
日常的に高頻度で遭遇する疾患、有病率の高い疾患。

いまだに原因ははっきりとはわかっていないのですが

①中枢ドパミン系機能低下
②脳の鉄利用障害がドパミン代謝異常に拍車をかける
といった2つが主な原因としてあげられています。

ムズムズ脚症候群の方の
脳脊髄液とMRIの検査どちらからも脳の鉄欠乏症が
確認されているそうです。

ドパミンというのは、
私たちがドーパミンと呼んでいる脳内物質のことです。

ドーパミンは中脳の一部である
大脳基底核の構成要素の神経核の1つ黒質という部分で供給され
線条体(尾状核、被殻)へ投射されます。

線条体へのドーパミン量の減少が
パーキンソン病の原因と言われています。

ムズムズ脚症候群の場合
中枢ドパミン系機能低下という仮説が存在しているにも関わらず

・脳脊髄液内のドパミンの濃度が明らかになっていない
・黒質線条体の画像検査も一致しない

という理由から

ドパミン神経系の変性ではなく
ドパミン系間脳脊髄経路の機能低下異常を支持しています。

ムズムズ脚症候群は脊髄損傷にも関連があり
知覚運動回路とともに脊髄そのものも関与していると
言われているんですね。

脊髄って何?という方は
こちらのブログを読んでみてくださいね。

このブログを書くにあたって
標準的神経治療というPDFを読んでいるんですが
いやはや専門用語だらけで(汗)
まとめるのが大変です。

ちょっとずるして図をお借りしましょう。


図の引用は標準的神経治療:Restless legs症候群 PDFより

交感神経の出力が増大され、末梢神経のアドレナリン活動が亢進し
副腎からアドレナリンが放出されます。

交感神経刺激により、筋紡錘活動が亢進され
筋肉内に痛みや異常な感覚、不快感などが引き起こされます。

これがムズムズ症候群の症状を作っている一連の流れです。

神経伝達の流れを正常化したり
神経の損傷を脳脊髄液の循環によって回復させるオステオパシーが

ムズムズ症候群や他の神経疾患の改善に役に立つと
私は強く思うのです。

ではでは、続きはまた書きますね。

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